Deleuze(1925-1995)
ドゥルーズ

永遠に終わることのないドゥルーズ研究。しかしそれなくして21世紀はあり得ない。

 ドゥルーズ哲学の発展はおおきく三つに分けられる。第一期は哲学史の読み直しにより、『差異と反復』と『意味の論理学』に集結する「存在の一義性」の哲学の時期(50-60年代)。第二期は、『アンチ・エディプス』から『ミル・プラトー』に至る、ガタリとの共同作業において「器官なき身体」の概念を強力に活用し資本主義批判を行った時期(70年代)。最後に、リーグルのHaptischやベルクソンのイマージュ概念を活用した芸術論によって、初期に考察していた実在の哲学を大規模に作りあげた時期(80年代)。
 これまでは『アンチ・エディプス』の研究か、哲学方面ではベルクソンからの影響ばかりが取りあげられてきたが、それはドゥルーズ哲学の一面でしかない。ドゥルーズは過去の哲学のありとあらゆると言っていいほどのさまざまな問題を取りあげた。しかもその取りあげ方が相互に関連しているというところに、彼が過去最高の哲学者であるゆえんでもある。彼はハイデガーと並んで、哲学史における偉大な哲学史家であり、また偉大な哲学者でもあった。その研究はまだはじまったばかりである。

<著作><参考文献(研究書):単行本論文><リンク


著作

1953『経験論と主体性 ヒュームにおける人間的自然 Empirisme et subjectivité』木田元・財津理訳、河出書房新社、2000年(新装版)。

「ヒュームのもくろみは、ひとつの人間科学をつくろうとするところにある。ヒュームにとって、問題は、精神の心理学をやめてそれを精神の諸変様の心理学に置き換えることにある。精神の心理学は、必要な恒常性も普遍性もその対象のうちに見いだせないがゆえに不可能であり、構成されえないのだから、ひとり諸変様の心理学のみが真の人間科学をなしているのである」。超越論的=経験的な二重体ではない、一元的経験論。意識における「期待」の生産としての反復。

1955『本能と制度』(『ドゥルーズ初期:若き哲学者が作った教科書』加賀野井秀一訳・注、夏目書房、1998

1956「ベルクソンにおける差異の概念」(『差異について』平井啓之訳、青土社、2000(新装版)

「差異の観念はベルクソンの哲学にある光を投げかけるはずだが、逆にベルクソンの哲学は差異の哲学に最大の寄与をもたらすはずである」。動体なき運動そのものとしての持続。

1957『記憶と生』

1962『ニーチェと哲学 Nietzsche et la philosophie』足立和浩訳、国文社、1982(新装版)

「ニーチェの哲学は、ごく概括的に言うなら次のことである。すなわち、哲学の中に意味と価値の概念を導入すること」。 ハイデガーを受けて、彼のニーチェ論と批判的に対峙しようという論考が戦後フランスではいくつか出された。その中の中心的な著作の一つで、これでドゥルーズはニーチェ研究者としても名を挙げた。

63『カントの批判哲学 La philosophie critique de Kant』中島盛夫、法政大学出版局、1984

「三つの『批判』は正真正銘の置換の体系を呈示している。まず第一に、諸能力は表象一般の関係(認識、欲求、感情)に従って定義される。第二に表象の諸源泉(想像力、悟性、理性)として定義される。われわれが第一の意味におけるしかじかの能力に注目するのに応じて、第二の意味におけるある能力が、諸対象に対して立法し、他の諸能力にそれぞれ特殊な課題を割り当てることを、求められる」。

64, 70, 76『プルーストとシーニュ  Proust et les signes 』宇波彰訳、法政大学出版局、1986(増補版)

「この身体=巣=クモである。語り手の奇妙な可塑性。スパイ、警官、嫉妬する者、解釈する者、  そして要求する者−狂人−普遍的な分裂病患者である語り手のこの身体=クモが、そこから自分自身の錯乱の操り人形、器官のないおのれの身体の強度の力、おのれの狂気のプロファイルを作るために、偏執病患者であるシャルリュスに一本の糸をのばそうとし、色情狂であるアルベルチーヌにもう一本の糸をのばそうとする。」

65『ニーチェ』

66『ベルクソンの哲学 Le Bergsonisme』宇波彰訳、法政大学出版局、1974.

「持続は本質的には潜在的多様体(質的に異なるもの)であるように思われる。そして記憶はこの多様性・潜在性のなかでのあらゆる差異の段階の共存として現れる。最後に、エラン=ヴィタルは、もろもろの段階に対応する差異化の線にしたがってなされる、この潜在的なものの現実化を示している。それは人間という明確な線において、エラン=ヴィタルが自己意識を把握するところまで到達する」。
戦後にはもはや古くなっていたベルクソン哲学を復興させた画期的な著作。これなしにはベルクソンの読み直しはもっと遅くなっていたか、またはありなかったかもしれない。

67『マゾッホとサド Présentation de Sacher-Masoch : le froid et le cruel』蓮實重彦訳、晶文社、1998.

68『スピノザと表現の問題 Spinoza et le problème de l'expression』工藤・小柴・小谷訳、法政大学出版局、

「一つの哲学の力は、それが創造するかそれとも新たな意味を与え、そしてもろもろの事象や行為に新しい区切りを課する概念によって測られる。スピノザとライプニッツそして表現の概念についてはまさにその通りであった」。
この本と『差異と反復』そして『意味の論理学』とがドゥルーズ哲学完成の三位一体を形成している。スピノザにおける存在の一義性の問題を「表現」という概念を手がかりに論じている。1960年代におけるスピノザ研究ルネッサンスにおける中心的な著作。

68『差異と反復 Différence et répétition』 財津理訳、河出書房新社、1992.

「類比の定住的配分に対して、一義的なものにおけるノマド的配分と戴冠せるアナーキーが対立する。そこでは、ただ「すべてが等しい」そして「すべてが環帰する」という声が鳴り響くばかりである。しかし、「すべてが等しい」と「すべてが環帰する」は、差異の極限的な尖端に達するときにしか言われえない。幾千もの声をもつ多様なものの全体のためのただひとつの同じ『大洋』、すべての存在者のための『存在』のただひとつのどよめき。それぞれの存在者のために、それぞれの水滴のために、そしてそれぞれの声のなかで、過剰の状態に、すなわちそれらを置き換えかつ偽装し、そしておのれの可動的な尖端の上で回りながら、それらを環帰させる差異に達したのであれば」。

69『意味の論理学 Logique du sens』 岡田弘・宇波彰訳、法政大学出版局、1987.
The logic of sense, translated by Mark Lester with Charles Stivale, Columbia Univ Press, 1990

「おそらく、あいまいさ・類似性・卓越性が、良識と共通感覚との規則にしたがう日常言語の指示作用・意義作用・表出作用において、第三次の配置とともにその権利を回復する。そうすると、意味の論理を構成するたえまない絡み合いを考慮するとき、この最終的な配置は、初源的なプロセスから高いところの声を取り戻すが、しかし表層での第二次の組織化は、最も深いノイズから何かを取り戻すように見える。それは意味の一義性にとってのブロックと要素であり、要するに比喩のない詩にとっての瞬間である。また、この芸術作品を可能にするものは、ノイズから声へ、声からパロールへ、パロールから動詞へという道をふたたび辿ること、この『一軒の家のための音楽』を作ること以外にはない。この曲を作るのは、そこにつねに音の独立を発見し、一義的なものの閃光を固定させるためである。一義的なものの閃光とは、日常の通俗性によって、あるいは逆に狂気の苦しみによって 、.あまりに早くおおわれてしまう出来事である」。
フッサールを出発点に意味の問題を考え、さらにはその意味がいかにして構成されているのかを精神分析を通じて考える。『差異と反復』の肯定的な変奏とでも言うべき著作。

70『スピノザ 実践の哲学 Spinoza : philosophie pratique』鈴木雅大訳、平凡社(平凡社ライブラリー ; 440)、2002

72ドゥルーズ&ガタリ『アンチ・オイディプス L'anti-Œdipe』(資本主義と分裂症)財津理訳、河出書房新社、1986

 フロイトを批判し、欲望を生産として肯定的に捉え直す。この「本能」に関する新たな解釈は初期ドゥルーズがすでに取り組んでいたように、制度(資本主義や国家)の捉え直しにも発展する。新たな『資本論』の序章と言うべき壮大な著作。

1975ドゥルーズ&ガタリ『カフカ』宇波彰・岩田行一訳、法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス ; 85)、1978

1976「リゾーム」

ジル・ドゥルーズ&クレール・パルネ『ドゥルーズの思想』田村毅訳、大修館書店、1980.

1977ドゥルーズ&ガタリ『政治と精神分析 Politique et psychanalyse』 杉村昌昭訳、法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス ; 460)、1994

『情動の思考』

『重合』

80ドゥルーズ&ガタリ『千のプラトー Mille plateaux : capitalisme et schizophrénie』(資本主義と分裂症)河出書房新社、1994.

前作『アンチ・オイディプス』から飛躍し、さまざまな分野を論じる。多様な領域において同じ概念が形をかえて使用されることが、概念の持つ威力を教えてくれる。現代に至るまでの哲学・思想のあらゆる成果がここにつまっている。

81『感覚の論理 画家フランシス・ベーコン論 Francis Bacon : logique de la sensation』山県煕訳、法政大学出版会、2004

リーグルのHaptischという概念を手かがりに絵画を論じた著作。ドゥルーズの美学といえば『ミル・プラトー』とこれ。

83『シネマ1 運動イマージュ』英訳本へのりんくです。

85『シネマ2 時間イマージュ』英訳本へのりんくです。

戦後の映画を論じた第二巻。この巻ではベルクソンのイマージュ概念の全射程と言えるものが論じられ、ニーチェと接合することでなんとハイデガーの真理概念の克服さえはかられる。後期ドゥルーズにおける哲学的な発展として見逃せないものがある。

『フーコー』

88『襞 ライプニッツとバロック Le pli : Leibniz et le baroque』宇野邦一、河出書房新社、1998
The fold : Leibniz and the baroque, foreword and translation by Tom Conley, Minneapolis : University of Minnesota Press, 1992

「ライプニッツのモナドは、閉鎖と選別という二つの条件にしたがう。一方でモナドは、その外には実在をもたない世界全体を包摂している。他方でこの世界は、第一の収束する選別を前提とする。この世界は、当のモナドによって排除される他の、可能ではあっても発散してしまう世界とは区別されるからである。そしてそれは第二の協和する選別をともなう。なぜなら問題になるそれぞれのモナドは、それは包摂する世界において明晰な表現の帯域を自分のために切り開くからである」。
ライプニッツの思想の全側面を見事に体系的に描く。これほどライプニッツを理解した人物はほかにちょっといないのではないだろうか。 同時に、ライプニッツの読替もまた行っている。

「ペリクレスとヴェルディ」

『記号と事件』

91ドゥルーズ&ガタリ『哲学とは何か Qu'est-ce que la philosophie?』財津理訳、河出書房新社、1997

『消尽したもの』

1993『批評と臨床 Critique et clinique』守中高明・鈴木雅大・谷昌親訳、河出書房新社、2002

2002『無人島 L'île déserte et autres textes : textes et entretiens 1953-1974』 (1953-1968, 1969-1974)宇野邦一ほか訳、河出書房新社、2003.

1. Causes et raisons des îles désertes
2. Jean Hyppolite, Logique et existence
3. Instincts et institutions
4. Bergson, 1859-1941
5. La conception de la différence chez Bergson
6. Jean-Jacques Rousseau précurseur de Kafka, de Céline et de Ponge
7. L'idée de genèse dans l'esthétique de Kant
8. Raymond Roussel ou l'horreur du vide
9. En créant la pataphysique Jarry a ouvert la voie à la phénoménologie
10. "Il a été mon maître" 11. Philosophie de la Série Noire 12. Gilbert Simondon, L'individu et sa genèse physicobiologique 13. L'homme, une existence douteuse 14. La méthode de dramatisation 15. Conclusions sur la volonté de puissance et l'éternel retour 16. L'éclat de rire de Nietzsche 17. Mystique et masochisme 18. Sur Nietzsche et l'image de la pensée 19. Gilles Deleuze parle de la philosophie
20. Spinoza et la méthode générale de M. Gueroult
21. Faille et feux locaux 22. Hume
23. A quoi reconnaît-on le structuralisme
24. Trois problèmes de groupe 25. "Ce que les prisonniers attendent de nous…" 26. Les intellectuels et le pouvoir (avec Michel Foucault) 27. Appréciation 28. Deleuze et Guattari s'expliquent 29. Hélène Cixous ou l'écriture stroboscopique 30. Capitalisme et schizophrénie (avec Félix Guattari) 31. "Qu'est-ce que c'est, tes "machines désirantes" à toi ?" 32. Sur les lettres de H.M. 33. Le froid et le chaud 34. Pensée nomade 35. Sur le capitalisme et le désir (avec Félix Guattari) 36. Cinq propositions sur la psychanalyse 37. Faces et surfaces 38. Préface à L'Après-Mai des Faunes 39. Un art de planteur

2003『狂人の二つの体制 Deux régimes de fous : textes et entretiens 1975-1995』(1975-1982, 1983-1995)宇野邦一ほか訳、河出書房新社、2004.


参考文献

単行本

●入門書

船木亨『ドゥルーズ』(Century books:人と思想:123)清水書院, 1994

ドゥルーズ=ガタリの『アンチ・エディプス』を中心に解説しており、小著とはいえ優れている。初期の仕事の解説も簡潔だが的を得ていて、一番はじめに読む入門書としてお勧め。

宇野邦一『ドゥルーズ 流動の哲学』講談社(講談社選書メチエ ; 212)、2001

これもよくできた入門書。自分の思考を変えることが哲学だと確認させてくれるよい本。

檜垣達哉『ドゥルーズ 解けない問いを生きる』日本放送出版協会、2002.10

面白いドゥルーズ入門書で、ドゥルーズを読むために必要な、私たちの考え方を変えるレッスンをしてくれている。あまり専門的ではないが、これ自体で哲学書として通用するかも。

小泉義之『ドゥルーズの哲学 : 生命・自然・未来のために』講談社(講談社現代新書 ; 1504)、2000

恐ろしく力強い入門書。ほとんど彼の哲学を、ドゥルーズの助けを借りて述べているようなところがあるが、それこそまさにドゥルーズ的な実践でもある。とくに生命論が感動的。

クレア・コールブルック『ジル・ドゥルーズ』國分功一郎訳、青土社(シリーズ現代思想ガイドブック)、2006

ドゥルーズ : 没後10年、入門のために. -- 河出書房新社, 2005. -- (KAWADE
道の手帖)

●解説書

松本潤一郎・大山載吉『ドゥルーズ : 生成変化のサブマリン』白水社、2005

浅田彰『構造と力』勁草書房、

丹生谷貴志『光の国』、朝日出版社、

丹生谷貴志『ドゥルーズ・映画・フーコー』、青土社、1996

アラン・バディウ『ドゥルーズ : 存在の喧騒』鈴木創士訳、河出書房新社、1998

ロベルト・デ・ガエターノ編『ドゥルーズ、映画を思考する』廣瀬純・増田靖彦訳、勁草書房、2000

マイケル・ハート『ドゥルーズの哲学』田代真ほか訳、法政大学出版局、1996(叢書・ウニベルシタス ; 515)
初期ドゥルーズを彼のスピノザ論ニーチェ論ベルクソン論を通して解説している。

宇野邦一編『ドゥルーズ横断』河出書房新社、1994

佐伯守著「場所的」ということ : ドゥルーズ/西田幾多郎を読む / . -- 晃洋書房, 1999

市倉宏祐・伊吹克己・菊地健三『ジル・ドゥルーズの試み』北樹出版、1994

総特集ドゥルーズ=ガタリ. -- 青土社, 1984. -- (「現代思想」臨時増刊 ; vol.12-11)

ドゥルーズ : ノマドロジー / 篠原資明著. -- 講談社, 1997. -- (現代思想の冒険者たち ; 25)

ドゥルーズ/ 変奏♪ / ジャン=クレ・マルタン著 ; 毬藻充, 黒川修司, 加藤恵介訳. -- 松籟社, 1997

フランソワ・ズーラビクヴィリ『ドゥルーズ・ひとつの出来事の哲学』小沢秋広訳・序.、河出書房新社, 1997

フーコーそして/あるいはドゥルーズ / フーコー・ドゥルーズ著 ; 蓮實重彦訳 ; 白倉敬彦編. -- 小沢書店, 1975. -- (叢書エパーヴ ; 第5)

蓮實重彦『フーコー・ドゥルーズ・デリダ』朝日出版社、1978年。河出書房新社, 1995(河出文庫)

共同討議ドゥルーズと哲学 / 財津理 [ほか] 共同討議 . 座談会「悪い年」を超えて / 坂本龍一 [ほか]. -- 太田出版, 1996. -- (批評空間 ; II-9)

現代フランス哲学 : フーコー、ドゥルーズ、デリダを継ぐ活成層 : ブックマップ / エリック・アリエズ著 ; 毬藻充訳. -- 松籟社, 1999

死と自由 : フーコー、ドゥルーズ、そしてバロウズ / 沢野雅樹著. -- 青土社, 2000

●研究書

江川隆男『存在と差異 ドゥルーズの超越論的経験論』知泉書館、2003

ミレイユ・ビュイダン『サハラ : ジル・ドゥルーズの美学』阿部宏慈訳、法政大学出版局, 2001. -- (叢書・ウニベルシタス ; 702)

論文

フーコー「劇場としての哲学」、『ミシェル・フーコー思考集成III 歴史学・系譜学・考古学』所収、筑摩書房、1999

田中敏彦「ドゥルーズとカント」、『現代思想』、1984年9月臨時増刊号

河津邦喜「ジル・ドゥルーズの理論の内的論理」、『哲学』第46号、日本哲學會、1995

樫村晴香「ドゥル−ズのどこが間違っているか? 強度=差異,および2重のセリ−の理論の問題点」、現代思想(ジル・ドゥル−ズ)、No. 24(1)、1996年、p. 174-193.

杉村昌昭

江川隆男「存在の一義性の〈実在的定義〉 ドゥルーズにおける一義性の哲学の問題構制について」、『哲學 』、日本哲學會、50、1999.

財津理

花村誠一

篠原資明

長原豊

小沢秋広

石田英敬

河本英夫

丹生谷貴志、「季刊哲学」

松浦寿夫

松葉祥一

山内志朗

市田良彦

宮林寛

澤野雅樹

田崎英明

守中高明

浅野俊哉

廣瀬浩司

廣瀬純

高桑和巳

大塚直子

國分功一郎

鈴木泉「思考のイメージについて――ドゥルーズ覚え書――」(『現代における哲学の意味』哲学雑誌、第110巻第782号、哲学会編、1995年)p.144〜p.162
「<存在の一義性>研究序説(1)――ドゥルーズの所説をてがかりに――」(『紀要』第25号、神戸大学文学部、1998年)p.59〜p.86
「無限性から必然的実在へ――デカルトにおける神の実在証明――」(『デカルト読本』湯川・小林編、法政大学出版局、1998年)、p.68〜79
「ドゥルーズ『意味の論理学』を読む──その内的組合せの解明──」(『五十周年記念論集』、神戸大学文学部、2000年)p.47〜76
「雀斑と倒錯──ドゥルーズの最初期思想瞥見──」(『紀要』第29号、神戸大学文学部、2002年)p.19〜64
「ドゥルーズ哲学の生成:1945-1969」(『現代思想』2002年8月号)pp. 125-147.

大崎晴美

郡司ペギオ−幸夫

松浦寿輝

兼子正勝


リンク

bergson-phi.htm

deleuze ml support page‐湯山光俊さんがモデレータを務めるドゥルーズMLのサポートサイト。(日本語)

Deleuze web‐スピノザ、ライプニッツ、カントに関するドゥルーズのセミナーなど。一部英訳とスペイン語訳あり。必見。(仏語)

Deleuze and Guattari resources‐オンライン・リソース案内。(英語)

Guattari and Deleuze‐一次文献、二次文献のオンライン・リソース案内。(英語)


戻る